手書きメモを出来事・考え・未確認に分け、本人が言える投稿の一文を作る。
以下の完成例は手順を理解するための教材で、実在する顧客の成果や数値ではありません。
三行メモの完成例
ChatGPTで、紙のメモをまとめて読み込む入口が増えました。
今日は、手書きメモをきれいに要約して終わらず、自分の投稿に使える一つの考えへ変えます。
残すのは、立派な教訓より、その時に自分が迷った言葉です。
セミナーのノート、打ち合わせのメモ、思いついて書いた一言。
どこかにあるのに、投稿を書く時にはまたゼロから考えてしまう。
紙の内容をそのまま投稿すればいいわけでもないですよね。
自分の経験、他人の話、思いつきが、一枚の中に混ざっているからです。
今日はそこを分けるところから始めます。
十月一日のOpenAI公式案内では、ChatGPTのカメラで複数のページを続けて取り込み、一つのPDFにまとめるスキャン機能が紹介されています。
iOSで順次提供される案内です。
自分の画面にまだなければ、待つか、手元のメモを自分で文字にして同じ考え方を使えます。
ここでは全員の画面に同じボタンがあるとは言いません。
そして、読み込めることと、正しく読めることは別です。
手書きの数字、名前、矢印の向きが違うと、意味が変わります。
最初から「投稿を作って」まで頼まず、まず読めた文字と読めない文字を分ける。
遠回りに見えますが、自分が言っていないことをAIが滑らかに補うのを防ぐ、大事な一段目です。
今日の教材では、説明用に作った三行のメモを使います。
「下書きはある。
写真を選ぶところで止まった。
先に使う一枚を決めたら書くことを絞れそう」。
これは誰かの成功実績ではなく、発信の仕事を考えるための例です。
最後が「絞れた」ではなく「絞れそう」なのがポイント。
まだ試していない考えを、結果へ変えません。
このメモから、いきなり「写真を先に選んだら投稿時間が半分になった」という文章を作ると、二つ事実が増えます。
実行したことと、半分になった数字です。
読みやすくても、元のメモにはありません。
ここで止められるかが、AIで自分らしい発信を作る時の分かれ道です。
原文を読む
まずChatGPTへ、「このメモを見えるとおりに文字へしてください。
読めない箇所は推測せず、読めないと書いてください。
言い換えや要約はまだしないでください」と頼みます。
紙を取り込むなら、今回必要なページだけに絞り、関係ない名前や連絡先が写っていないか確認します。
自分の発信に使うために、他人の情報まで渡す必要はありません。
文字になったら、自分で元のメモと照合します。
特に「まだ」「かもしれない」「やめた」「やりたい」。
こういう短い言葉が抜けると、意図が変わります。
AIが文字を整えてくれると、違いに気付きにくくなることもある。
きれいな文章を読む前に、元の言葉を残しておく理由はここです。
出来事・考え・未確認
次に、三つへ分けます。
起きたこと。
自分が考えたこと。
まだ確かめていないこと。
例のメモなら、下書きがあり、写真選びで止まったのは起きたこと。
写真を先に決めたいのは考えたこと。
それで書きやすくなるかは未確認です。
この三つが分かれるだけで、投稿で言ってよい範囲がかなりはっきりします。
AIへの次の依頼も具体的にできます。
「この三行を、出来事、考え、未確認に分けてください。
分けた理由を元の言葉で示してください。
本人の感情や結果を新しく足さないでください」。
出てきた分類が違うと感じたら、自分で直します。
自分の経験について、AIの分類が本人の記憶より優先するわけではありません。
投稿の核を選ぶ
ここから投稿の核を一つ選びます。
今日の例なら、「投稿が止まっているのは、文章がないからとは限らない」。
この一文を読んだ人は、自分のどこで止まっているかを振り返れます。
単なる「行動しましょう」ではなく、止まっている作業を見つける話です。
メモの小さな具体性が、その人の役に立つ問いへ変わります。
冒頭の見本は、「下書きはあるのに投稿できない。
そんな時、文章をもう一本増やす前に、最後に手が止まった作業を見てください」。
続きは、「写真を選ぶところなら、使う一枚を先に決める。
まだ試していないなら、次の一本で確かめる」。
これなら、説明用の例から、読者の行動へ自然につながります。
この段階で、AIに感動的な物語へ広げてもらう必要はありません。
過去の挫折、誰かに言われた言葉、人生が変わった瞬間。
メモにないなら、足さない。
自分の発信が薄いと感じる時、物語が足りないのではなく、元の一場面を飛ばして一般論にしているだけかもしれません。
僕は、自分の言葉を残すことと、全部を自分で打つことは同じではないと思っています。
AIに読み取りや整理を手伝ってもらっても、何を大事にして話すかは自分で決められる。
逆に全部手書きでも、誰かのよさそうな言葉だけで組み立てれば、自分の考えは見えにくい。
残したいのは作業の苦労より、判断の出どころです。
複数メモの変化を見る
メモを何枚も読み込む時には、一枚ごとに区切りを残します。
二枚目に書いた「やめる」が、一枚目の案を取り消した意味なのか、別の話なのか。
日付や見出しが消えると、AIには分かりにくい。
ページ番号と書いた日が分かるなら添え、分からない日は不明とする。
順番が重要な時は、自分で並べてから渡します。
説明用のメモをもう一枚足してみます。
「写真を先に選んだ。
書き出しは決まった。
でも最後の案内で止まった」。
この二枚を読むと、最初の仮説が一部は役立ち、次の課題が見えた、という流れができます。
ただし、何分速くなったかや、投稿後の反応は書かれていない。
そこまで話を広げず、どこまで進んだかをそのまま残します。
この変化を投稿にするなら、「写真を先に選べば全部解決」ではなく、「写真を先に選んだら、書き出しは決まった。
次は、読んだ人に何をしてほしいかで止まった」。
うまくいかなかった部分も具体的だと、同じ場所で止まる人の役に立ちます。
成功した形へまとめるより、次に確かめることが分かる形を選べます。
AIへ二枚を渡す依頼は、「一枚目の仮説と二枚目で起きたことを分けて、変わった点を一つ示してください。
確認できない成果は足さず、次に本人が考える問いを一つ出してください」。
返ってきた問いが「どうすれば売上が増えますか」では広すぎます。
このメモなら、「最後に読む人へ何をしてほしいですか」のほうが、次の一文へつながります。
ここまでで、メモの原文、三つの分類、投稿の核、冒頭の見本がそろいました。
あとはあなたの紙に置き換えるだけです。
どの順番でAIへ渡すかを忘れないよう、書き込める形にまとめました。
こうして小さな記録を残すと、自分の発信が同じ一般論に戻るのを防ぎやすくなります。
前回何を試し、何が分かり、次に何を考えるかが手元にあるからです。
全部を公開する必要はありません。
公開してよい一つの場面を選び、自分の判断を一文添える。
紙のメモは、そのための材料箱として使えます。
ただ、自分のメモは、自分にしか分からないことも多いですよね。
「あの件」「前と同じ」「ここ大事」。
AIにも読者にも伝わりません。
そこは、何の件か、何と比べたか、なぜ大事と思ったかを補います。
補うのは本人が分かっている事実です。
AIに空白の出来事を作ってもらうのとは違います。
質問を一つずつ出してもらうのも便利です。
「このメモを他人が理解するために必要な質問を、一問ずつしてください。
答えがない部分は残してください」。
一度に十問並ぶと、面倒で閉じてしまうこともある。
今日はどこで止まったか、の一問だけでも、次の一文に必要な材料が増えます。
メモの中に本や講座の言葉が混ざっている場合は、自分の経験と分けて扱います。
誰かの説明を自分の独自の発見に変えない。
出典と利用条件を確かめ、今回使う必要がなければ除く。
今回の方法は、自分の出来事や自分の考えを整理するためのものです。
他人の教材を読み込んで言い換えるためには使いません。
自分の経験でも、他人が登場する時は公開範囲を考えます。
名前を消せば何でも話せるとは限らない。
相手が分かる細部や、関係ない個人的な話を入れず、その場で自分がどう判断したかに絞る。
発信の価値は、相手の情報をたくさん出すことではなく、読者が使える考えを渡すことだと思います。
自分の言葉へ戻す
読み直す時は、元のメモへ戻って、一つだけ残したい言葉を選びます。
今日なら「写真を選ぶところで止まった」。
これが「制作工程に課題がありました」へ変わると、きれいですが場面が消えます。
専門的な言葉へ置き換えるほど伝わるわけではありません。
人が実際に何をしていたかが分かる言葉を残します。
逆に、メモの全部を残す必要もありません。
読む人が考える一つの問いに関係しないことは、別のメモへ分ける。
一つの投稿で、写真選び、編集、投稿時間、集客まで全部話そうとすると、最初の悩みが薄くなります。
小さいメモから小さい行動へ進む。
それを積み重ねるほうが、続けやすい人もいるはずです。
完成した原稿は、一度声に出します。
読んでいて言いづらい言葉、普段言わない断定、気持ちより大きい表現があれば直す。
「絶対に変わる」より「次の一本で試してみる」のほうが、今の事実に合うならそう言う。
弱くするためではなく、自分が言えることの強さに合わせるためです。
そして、実際に試したらメモへ結果を戻します。
写真を先に決めたら書きやすくなったのか、別のところで止まったのか。
うまくいかなかった結果も、次に考える材料になります。
試す前の仮説と、試した後の経験がつながると、次の投稿は一般論を探さなくても自分の手元から生まれます。
写真の向きや文字の影で読めない部分があれば、文章を推測させる前に、その箇所だけ撮り直します。
全ページを何度も渡し直すより、どのページのどの言葉が分からないかを絞る。
読み取りの問題を、文章の上手さで隠さないことが大切です。
古いメモを使う時には、日付を確かめます。
昔の考えを、今も同じだと決めつけない。
今は違うなら、「当時はこう考えていた。
今はこの条件も見る」と変化を説明できます。
何年の出来事か分からないなら、特定の年に結び付けない。
記憶が曖昧な部分を無理に埋めなくても、今の判断から話せることはあります。
新しいスキャン機能の価値は、紙をデジタルにするところで終わりません。
自分がすでに見て、迷って、考えたことを、次の発信へ使える入口になる。
今日、一枚のメモから、起きたこと、考えたこと、まだ分からないことを分けてみてください。
その中に、あなたが話すから意味のある一文が残っているかもしれません。
一枚でよいので、元の言葉を手元に残してください。
自分の材料で試す手順
- メモ一枚を選び、不要な第三者情報を外す
- 文字にして原文と照合する
- 出来事・考え・未確認へ分ける
- 読者が使える問いと一文を選ぶ
- 声に出し、後日試した結果を元メモへ戻す
実行前の確認表
| 確認すること | 確認結果・元資料 |
|---|---|
| まだ・かもしれない等が消えていない | 自分の資料で確認し記入 |
| 読めない文字を補完していない | 自分の資料で確認し記入 |
| 他人の言葉と本人の経験を混ぜていない | 自分の資料で確認し記入 |
| 本人が確認していない過去年月を足していない | 自分の資料で確認し記入 |
| 一つの投稿に一つの場面が残っている | 自分の資料で確認し記入 |
よくある質問
読めない手書き文字はどうしますか?
推測で埋めず、読めない箇所として分け、原文を自分で確認します。
AIで文章が滑らかになれば完成ですか?
出来事、本人の考え、未確認を原メモと照合します。
実行していないことや、測っていない数字を足していないか確認します。
使う資料と最初の行動
公式LINE「ソウタのAIインスタ大学」を開く。
追加後、トークへ「メモを発信へ」と送ると、「紙メモから自分の発信を作るワーク」を受け取れます。
公開に使ってよい、自分のメモを一枚選ぶ。

