過去六本を振り返り、ニュース・繰り返し役立つ手順・本人の判断から次の一本を決める。
以下の完成例は手順を理解するための教材で、実在する顧客の成果や数値ではありません。
三つの枠を知る
新しいAIのニュースを追うほど、自分は何を発信する人なのか分からなくなる。
そんな時は、来週の投稿を三つの枠で考えてみてください。
今知りたい話、何度も役立つ話、あなたから聞きたい話。
この三つです。
新モデル、新機能、新しい使い方。
話題が多いこと自体は、発信する側にとってチャンスです。
でも、毎回ニュースだけを紹介していると、自分の言葉で話す時間がなくなることもある。
逆に、流行を全部避けると、視聴者が今気になっている問いに答えられない。
今日は、どちらかを捨てずに、来週の一本を決める話をします。
最初に、三つの枠を具体例で置きます。
今知りたい話なら、「YouTubeの新しいAI機能で、公開前に何を直せるのか」。
何度も役立つ話なら、「動画の最初の一文で、見る人の困りごとを伝えるには」。
あなたから聞きたい話なら、「AIにどこまで任せて、自分は何を決めたいか」。
同じ発信者でも、役割が違います。
この三つを、必ず同じ割合で出すというルールではありません。
今週、大きな更新が自分の視聴者の仕事を変えるなら、ニュースの枠が多くてもいい。
自分の考えが伝わっていないなら、三つ目を増やす。
枠を作るのは投稿を型へ押し込むためではなく、今何が足りないかを見るためです。
僕たちが今扱っているAIも、モデルの更新だけでなく、仕事を継続して進める機能や、動画づくりの中に入る機能へ広がっています。
だから、何が発表されたかだけでなく、自分の視聴者のどの仕事が変わるかを考えたい。
新しい名前を覚えることより、自分が動けるようになることに価値を置きたいんです。
今知りたい話
一つ目の枠、「今知りたい話」を選ぶ条件は三つです。
公式に確かめられる更新がある。
自分の視聴者が関係する。
今の時点で言えることがある。
この三つがそろえば、取り上げる候補になります。
話題でも、自分の視聴者が使う場面を説明できないなら、今回は外して構いません。
たとえば、新しい機能が一部のプランから提供されるなら、全員向けの操作手順として話すのではなく、何を確認してから使うかを伝える。
まだ使っていないなら、実体験として語らない。
そのうえで、今ある手元の資料をどう準備するかまで話せれば、ニュースを聞いて終わる動画から一歩進めます。
何度も役立つ話
二つ目の枠、「何度も役立つ話」は、モデル名が変わっても残る仕事です。
誰の悩みに答えるか、何を材料にするか、出来上がった文章をどう確認するか。
こうした判断があると、新しい機能を使う時にも迷いにくくなる。
ただし「本質が大事」と抽象的に話すだけではなく、一本の原稿でどこを直すかまで具体化します。
たとえば、冒頭の一文を作る話なら、見る人の場面を一つ書く。
約束する結果を一つにする。
本文で本当に答えられるか確かめる。
この仕事は、文章を作るAIが変わっても使えます。
新しい機能の動画から来た人が、次にこの回を見ると、自分の発信へ戻って作業しやすくなる。
二つの枠は、競争させずにつなげられます。
本人の判断が見える話
三つ目の枠、「あなたから聞きたい話」は、自慢できる経歴がないと作れないものではありません。
何を選ぶか、何をやらないか、何に迷っているか。
そこに考え方が出ます。
AIに原稿を作ってもらう時も、どの言い方を残したいかを話せる。
読者は、情報だけでなく、その人がどう判断するかを知ることができます。
僕なら、発信の数を増やすことだけを目的にしたくない、と話したいです。
一つ撮ったら、その内容が必要な人へ届くところまで考えたい。
だから記事や音声へ広げる時も、同じ文を配るだけでなく、その場所で分かるかを見たい。
これはツールの性能比較ではなく、仕事の進め方についての僕の考えです。
もちろん、いつも自分の考えがはっきりしている必要はありません。
まだ迷っているなら、どの二つで迷い、何を確かめたいかを言う。
「全部分かりました」という結論へ無理に持っていかなくていい。
未解決の問いを、読む人も考えられる形にする。
これも、その人から聞く意味になります。
ただし、自分の過去を語る時に、話を分かりやすくするために出来事を足さない。
覚えていない年を決めたり、誰かの言葉を作ったり、後からの教訓を当時の考えとして書いたりしない。
大きな物語がなくても、今の一つの判断から話せます。
本人の言葉が大切だからこそ、空白をAIの創作で埋めないようにしたいです。
三つの枠が分かったら、過去の投稿を六本だけ並べてみます。
タイトルの横に、どの枠かを書いてください。
複数に当てはまってもいいですが、最初に見に来る理由がどれかを一つ決める。
全てニュースなら、継続して使える回があるか考える。
全部が考え方なら、今の具体的な困りごとへ答える回を検討する。
足りない枠は、次の候補になります。
候補を比べる
三つの候補で迷った時の比較例を置きます。
一つ目は、発表されたばかりの新機能の紹介。
ただし、自分の環境では使えず、説明できる具体例もまだない。
二つ目は、自分の投稿の冒頭を一文直す話。
元の原稿と修正版が手元にある。
三つ目は、自分がAIへ任せたくない判断について話す回。
考えはあるが、何を持ち帰ってもらうかが曖昧。
この状態なら、まず二つ目を撮る判断ができます。
一つ目は、利用条件や代わりに今できる準備が分かれば、ニュースの回として成立するかもしれません。
三つ目は、視聴者が自分の判断を整理する問いを一つ付ければ、形になるかもしれない。
今は選ばなかった候補も、何がそろえば進めるかを残す。
単にボツと書くより、次の制作に使える材料が残ります。
また、三つの枠を一つの動画へ全部入れる必要はありません。
新機能を紹介する回に、自分の人生観を長く入れれば、操作を知りたい人には遠回りになることもある。
自分の考えを話す回に、最新モデルの名前を無理に入れても、聞く理由が強くなるとは限らない。
その一本の入口に合う話を中心にして、他の役割は必要な分だけ添えます。
来週の制作時間が限られているなら、候補を三本全部撮る約束もしなくていい。
一番材料がそろっている一本を決め、他の二本は次へ残す。
続けるために必要なのは、理想の本数を毎回書くことより、実際に出せる一本の内容と、その次に進む条件が見えることです。
予定を小さくしても、考え方まで小さくする必要はありません。
ここまでで、過去の偏りと来週の候補を見られました。
三つの枠を毎回覚えておくより、過去六本と来週三本を一枚に並べると、自分の発信の流れが見えやすくなります。
最後に、過去の反応を読む時は、自分に都合のよい一件だけを選ばないようにします。
共感の言葉が来たこと、具体的に実行した人がいたこと、申し込みにつながったことは別の情報です。
どれも意味がありますが、同じ成果ではありません。
何を届けた回で、どんな反応があったかを組にして残すと、次の三枠を自分の経験から選びやすくなります。
ここで、再生数が高い枠だけ残す判断は急がないでください。
ニュースは公開直後に見られやすいこともあるし、手順の動画は後から探されることもあります。
それを自分のチャンネルで確かめるには、同じ経過時間や流入の違いを見る必要がある。
一般的にそう言われることと、自分の実際の結果を分けておきます。
数字が少ない時も、できる確認はあります。
タイトルを見て何が得られるか分かるか。
冒頭でその話が始まるか。
本文に自分が使える具体例があるか。
これらは、再生が少なくても原稿から直せます。
ただし直せることと、直せば必ず伸びることは別です。
仮説として直し、次の結果を見る。
この順番を保ちます。
僕自身も、数字があると答えを早く出したくなる気持ちは分かります。
でも一本の小さな差から、今後は全部この型にしようと決めると、まだ見えていない可能性を消してしまうかもしれない。
変えるところを一つ選び、残すところも決める。
次に何を知りたいかを持って作るほうが、学びが残ります。
来週の候補が三つ出たら、それぞれに完成物を書きます。
ニュースの回なら、試す仕事を決める一枚。
繰り返し役立つ回なら、直した冒頭の一文。
自分の考えを話す回なら、視聴者が自分の判断を書ける問い。
どの枠でも、聞き終わって何が残るかを考えると、雑談と実務がばらばらになりにくくなります。
今週の一本を決める
絞る時は、需要と自分の材料を一緒に見ます。
見たい人がいそうでも、自分に答える材料がなければ、調べるか保留にする。
自分が話せても、誰の何に役立つか分からなければ、入口を考え直す。
どちらか一方だけで決めない。
今の視聴者へ渡せるものがあり、今週の自分が作れるものを選びます。
具体的には、候補ごとに三つ答えます。
「誰が今困っているか」「自分のどの材料を使うか」「撮り終わるまでに何が必要か」。
この三つが書けた案を前へ進める。
写真も、原稿も、使える説明例もないのに、画面で比較すると約束しているなら、約束を変えるか材料を先に作る。
撮影の直前になって困らないための確認です。
AIに候補を整理してもらうなら、三つの枠と自分の材料を渡します。
「今知りたい話、何度も役立つ話、自分の判断が伝わる話へ分け、重なる候補は統合してください。
新しい体験や成果は作らず、今ある材料で話せる案を一つ推薦してください」。
推薦理由を読み、自分が話したいかも確かめます。
最後は、自分が引き受けられる言葉で決めます。
一週間の中で、同じ人へ毎日全部を見てもらうことも前提にしません。
月曜だけ見る人も、日曜に初めて来る人もいる。
それぞれの一本で困りごとと答えが分かるようにする。
関連する回があるなら、その人が次に進める理由を添えてつなぐ。
シリーズだから途中から分からない、という状態は避けたいですね。
振り返りでは、枠ごとの役割を見ます。
ニュースの回から初めて来た人がいたか。
手順の回が後からも見られているか。
考え方の回へどんな反応があったか。
取れない数字は分からないと残し、感想だけを成果の証拠にしない。
何を続け、何を変えるかを、小さくても具体的に決めます。
そして、新しいニュースが途中で来たら、全部の予定を崩す前に考えます。
今の視聴者の仕事が本当に変わるか。
予定していた回より今話す意味があるか。
置き換えるなら、外した回の材料は残す。
毎週積み上げてきたものを、流行が来るたびに捨てないようにするんです。
来週の発信を決める時、ニュースを追う自分と、自分の考えを話す自分を対立させなくていい。
今知りたい話から入り、繰り返し役立つ話で助けて、あなたの判断が見える話で関係を深める。
その三つを、今ある材料でどう組み合わせるか。
今日、三つの空欄へ一本ずつ書いてみてください。
自分の材料で試す手順
- 過去六本を三つの枠に分ける
- 来週の候補を各枠へ一つ書く
- 需要と自分の材料を両方確認する
- 今撮れる一本と保留の条件を決める
- 同じ時間窓の実測と反応を次週へ戻す
実行前の確認表
| 確認すること | 確認結果・元資料 |
|---|---|
| 枠のために不要なニュースを入れていない | 自分の資料で確認し記入 |
| 話せない本人経験を創作していない | 自分の資料で確認し記入 |
| 一本だけでも対象と答えが分かる | 自分の資料で確認し記入 |
| 需要と自分の材料の両方がある | 自分の資料で確認し記入 |
| 再生・反応・申込を区別している | 自分の資料で確認し記入 |
よくある質問
三つの枠とは何ですか?
今知りたい話、何度も役立つ話、あなたから聞きたい話です。
枠を埋めるために不要なニュースや本人経験を作りません。
候補を一本に絞る基準は?
誰が今困っているか、自分のどの材料を使うか、撮り終わるまでに何が必要かを確認し、今撮れる案を選びます。
使う資料と最初の行動
公式LINE「ソウタのAIインスタ大学」を開く。
追加後、トークへ「来週の三枠」と送ると、「来週の発信を決める三枠シート」を受け取れます。
自分の過去の投稿を六本だけ書き出す。

