岡田颯太の動画「この字幕も図解もAI編集。撮った動画はここまで変わる」をもとに、試した内容と、自分の仕事で使う時の考え方をまとめました。
撮影した話し動画をAIとどこまで仕上げられ、何を指示するとよくなるか。
実際の32秒作品
この字幕も、図の動きも、言葉に合う音も、撮ったあとにAIと一緒に作ったものです。
取り上げるのは、実際に作った約三十二秒のショートです。
この記事では、この編集例を使って、話しているだけの素材から何を足したのか、なぜその図と音にしたのかを分解します。
完成例を見て終わりではなく、自分の動画なら何を頼めばいいかまで持ち帰れるようにします。
使ったのはCodexとPalmierです。
ただし、撮影素材を渡して一回で全部この形になった、という実験ではありません。
字幕、顔の大きさ、カット、効果音、図の見え方を直して、ここまで来ました。
僕が見せたいのは、苦労の量ではなく、出来上がった画面のどこが話を伝える助けになったのかです。
言葉を絵へ、関係を図へ
最初は、サポート、伴走、最適化という三つの言葉です。
吹き出し、人、的のアイコンが順番に増えます。
でも、この場面は、絵を付けたから仕事内容が分かった、という結論ではありません。
話しているのは、こういう言葉だけでは何をしてもらえるか分からない、という問題です。
次は具体的な仕事を示す場面です。
投稿三本を読む、プロフィールの説明を一つ直す。
ここでは、投稿三本を読むことから、プロフィール一案を直すことへ、矢印でつながっています。
抽象的な言葉が、何を材料にして何を返す仕事なのかへ変わったことを、絵でも追えるようにしています。
自分の動画に図を入れるなら、話の関係から形を選べます。
二つの違いを話すなら、左右に並べる。
順番を話すなら、進む方向を見せる。
三つの材料から一つの案を作るなら、材料が一つの成果物へつながる動きを見せる。
難しいイラストを描かなくても、言葉の関係と、画面で起きることを揃えるだけで、説明の見え方は変えられます。
音と意味の切り替わり
次に、効果音です。
ここで聞きたいのは、派手な音かどうかだけではありません。
絵が出る瞬間と、話の意味が切り替わる瞬間へ、音が合っているかです。
言葉の途中で関係なく鳴ると、何に反応すればいいのか分からなくなる。
反対に、答えが出る、比較が切り替わる、選んだものが残る。
その瞬間なら、変化を音でも受け取れます。
僕は、こういう短い動画では音も動きも、かなりしっかり入れたいです。
ただ、全部に同じ音を同じ強さで付けると、今度は何が大事か分からなくなる。
小さく提示する音、場面をつなぐ音、答えが決まる音。
使う役割を分けて、細かい変化にも音を添える。
数を減らして静かにするのではなく、密度があっても話を追えるようにしたいんです。
切る・同期する・見やすくする
映像の切り方も同じです。
黙っている間は詰めたい。
でも、言葉の最初や最後まで削って、何を言っているか分からなくなったら意味がありません。
言い直しなら、間だけを短くするのではなく、言い直す前の発話をどう扱うかまで決める。
字幕も、切ったあとの音声へ合わせて作り直す必要があります。
たとえば、渡した、渡しました、と言い直していたら、両方を残したままテンポだけ上げても、二回言ったことは残ります。
どちらを伝えたい発話として残すか決める。
そのうえで、言葉が始まるところへ字幕と図を合わせる。
カット、字幕、動き、音を別々の修正にすると、どれかだけ古いタイミングに残りやすいんですよね。
図を足す時は、人物の色まで変えるのではなく、追加する図を明るく読みやすく整えました。
ここでは顔、字幕、図が重ならないようにしています。
どれも別の修正ではなく、この一節を声と一緒に追える画面にするためです。
自分の動画への依頼と選定
では、この仕上がりをAIへ頼むなら、どう言うか。
たとえば、この三つの言葉を話す順に、対応するアイコンを一つずつ出してください。
次の場面は、読む投稿三本と、直して返すプロフィール一案がつながる図へ。
字幕と顔を隠さず、意味が切り替わる瞬間へ効果音を合わせてください。
これは当時の入力そのものではなく、完成例をもとに僕が頼み直すなら、という例です。
では最後に、このやり方を、自分の動画へ持っていく時の選び方です。
全部の発言へ同じ図を付けるのでは、似た画面ばかりになってしまいます。
最初に選ぶなら、言葉だけだと少し追いにくい、一つの説明がいいです。
二案を比べているところ。
何かの手順。
相談する前と後で変わること。
そこなら、図を入れたあとに、関係が見やすくなったかを判断できます。
反対に、本人の感想や、気持ちを込めて話すところは、顔を見せた方が伝わる場合もあります。
短く切り出す時には、その説明だけ聞いて意味が通るかも見ます。
これが大事なんです、と始めても、何のことか分からなければ置いていかれますよね。
何の話かが分かる始まりと、答えが残る終わりを選ぶ。
その区間が決まってから、間を詰めて、字幕や図を組む。
元の話がつながっていることが、編集の土台です。
材料と受け取るものが、声、字幕、図で同じ順に出ているところに注目してください。
撮ったあとに足せることは、字幕を載せるだけではありません。
話の順番を絵で見せ、変化を音で伝え、余計な間を詰める。
でも、話していない実績を足したり、言葉を切り過ぎたりしてまで派手にすることではない。
自分が話した内容を、最後まで追いたくなる映像にする。
今回の作品を見て、自分のどの説明なら変わりそうか、一つ思い浮かべてもらえたらと思います。
自分の仕事で試すなら
自分の動画から一つの説明を選び、絵の順序を三段階で書く。
完成映像で言葉と絵の出始めを確かめ、良くなった部分を残して一箇所ずつ修正する。
未実施の再生数改善や時間短縮率は成果として書かない。
よくある質問
素材を渡せば、一回でこの編集になりますか?
今回の作品は字幕、顔の大きさ、カット、効果音、図の見え方を修正して仕上げたものです。
一回で全てできた実験としては扱っていません。
効果音は多ければよいですか?
密度を持たせつつ、提示・場面の転換・答えの確定で役割を分けます。
意味と絵の変化へ音を合わせ、関係のない語の途中で鳴らさないことが大切です。
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