岡田颯太の動画「Claudeにメモを渡したら、企画書になった。どこまで任せられる?」をもとに、試した内容と、自分の仕事で使う時の考え方をまとめました。
頭の中にはある企画を、人へ渡せる資料にする作業までClaudeに頼めるか。
実際にできた企画書
これが、Claudeへ渡したメモです。
そして、こちらがそこからできた企画書。
開催するか判断するための項目まで、文書になっています。
頭の中には案がある。
でも、人に渡せる資料にするところで止まる。
この記事では、その作業をどこまでClaudeに渡せたか、実物で見ていきます。
一枚でお願いしたのに、最後は二ページになったところも含めてです。
今回作ったのは、六人で三十分の、AI仕事整理体験会。
開催予定の告知ではなく、資料作成を試すための架空の企画です。
参加した人が、自分の繰り返し業務を一つ選んで、AIへの依頼メモと、明日試す一歩を持ち帰る。
これを責任者へ見せて、開催してよいか判断してもらう資料にしました。
先に出来上がった方を見ましょう。
人数と時間が分かる。
三十分の中で何をするか分かる。
決まっていないことも見つけられる。
資料を受け取った人が、結局何を決めればいいのか、冒頭で読めます。
文章が立派になったというより、人に説明するための順番ができたんです。
何を入力したか
ただ、ここは大事です。
六人、三十分の二言だけで、全部をClaudeが考えたわけではありません。
入力では、最初の五分で困りごとを選ぶ、次の十五分で依頼を作る、最後の十分で出力を確認する、という進行もこちらで渡しています。
AIが考えた部分と、自分が決めた部分を混ぜると、何を頼めば同じように作れるのか分からなくなるので、メモの中身も見ます。
企画書をAIへ頼む時は、読む相手まで伝えてみてください。
今回のメモでは、人数、進行、持ち帰るものをこちらで決めました。
日時や料金は未定のままです。
そして、参加者を募集する案内ではなく、責任者が開催してよいか判断する企画書にしてほしい、と渡しました。
同じ会でも、読む人が違えば、先に見たい情報が変わります。
初稿と修正前後
初稿では、五分、十五分、十分の進行と、未定の項目を元のメモと比べました。
条件は残っています。
でも、実際に読んで直したくなったのは、この横に広い表です。
この表を、箇条書きへ変えて、同じ文書を修正しました。
最初から別の企画書を作り直すのではなく、情報を保ったまま、縦に読める形へ変える。
修正前と後を並べると、内容を増やさなくても、読み方が変わるのが分かります。
ここが、チャットの返事を受け取るだけで終わらない面白さです。
前の回答を探して、自分の資料へ貼って、また修正された文章を貼り直す。
その作業を挟まずに、見ている文書を直していく。
白紙から完成させるより、まず一度形にして、ここは残す、ここは変える、と指せるようになるんです。
資料の修正を頼むなら、分かりやすくしてください、の一言より、誰がどこで読みづらそうかを渡すと具体的になります。
たとえば、当日の進め方を先に読みたいので上へ。
未定の項目は決まった情報と分けて。
表の内容は減らさず、箇条書きにして。
この三つは、全部を作り直さなくても頼める修正です。
今回使ったメモと、こうした修正の頼み方は、記入できるシートにまとめています。
では、この文書を実際に人へ渡す最後のところで、何が起きたかを見ます。
一枚指定とPDFの結果
PDFにすると、二ページでした。
一枚でお願いした条件は、ここでは達成できていません。
文書の画面でよく見えていたことと、書き出したものが一枚に収まることは別だったんです。
だから、完成しましたという返事より、実際に渡すPDFを開いて見る必要があります。
ここで、文字を全部小さくして無理に一枚へ押し込むのか、と考えると、それも違いますよね。
今回の相手は開催するか判断したい責任者です。
申込み欄まで同じ紙に必要なのか。
企画の判断に必要な情報だけ一枚にして、申込み欄を別にする方が読みやすいのか。
直す時には、一枚という数字だけでなく、何のための一枚だったかへ戻ります。
申込み欄を分ける案は、次の修正として考えています。
今回完成したPDFは二ページです。
メモから文書にすること、同じ文書を直すこと、PDFへ出すことまではできた。
その先の、相手へどう渡すかには判断が残ります。
自分の一枚へ置き換える
もし、自分の仕事で最初の一枚を作るなら、僕はもう内容を知っているものから始めます。
来週の打合せで相談したい案、スタッフへ渡したい手順、講座の案内。
誰に渡すか、読んだあと何をしてほしいか、決まっていることは何か。
この三つなら、資料を書くのが苦手でも話せる人は多いと思います。
逆に、自分でも何をする企画か決まっていない時は、いきなり完成資料にせず、その相談から始めた方がいいです。
決まっていないところを、きれいな文書で隠しても、後で止まります。
考えるところと、伝わる形へまとめるところ。
今つまずいているのがどちらかで、Claudeへの頼み方も変えられます。
Claude Docsでは、会話から文書を作り、修正や書き出しを進められます。
利用できる状態はプランや組織設定でも変わるので、今の自分の画面で確認してください。
文書の共有とPDFで渡すことも別です。
相手へ渡す前に、相手が開ける形か、文字やページが欠けていないかまで見ます。
今回、AIが企画そのものを全部考えてくれたわけではありません。
でも、自分が説明できる内容から、人に見せて直せる資料までは進みました。
頭の中にある案を、まだ文章が上手くないからと止めておかなくていい。
次に誰かへ説明したいことを一つ、箇条書きで渡してみてください。
完成した文章を書く前に、まず直せる資料を手元へ置く。
そこからなら、資料作りの始め方はかなり変わると思います。
自分の仕事で試すなら
自分が説明できる企画を一つ選び、六つの欄を埋めて依頼する。
出力の参加条件と未定欄を確認し、読みづらい箇所を指して同じ文書を修正する。
最後にPDFのページ数と欠けを確認する。
よくある質問
一枚と頼めば、PDFも必ず一枚になりますか?
今回の例ではPDFは二ページになりました。
依頼文だけで完成を決めず、書き出したPDFのページ数と欠けを確認します。
企画がまだ決まっていない時は?
先に相談して企画の内容を決めます。
未定の内容を、整った文書で決まったように見せないことが大切です。
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