AIを覚えたが、相手に何を見せて仕事の話を始めればいい?
この記事では、公開できる自分の素材で、自主制作の見本を一つ作るところから、実際の仕事へ置き換える手順を整理します。
AIが使える、の次に見せるもの
AIが使えます。
そう言っても、相手は何を頼めるか分かりませんよね。
例えば「動画編集ができます」と言うより、撮影した一つの動画が、こういう三本のショートになると見せる方が、依頼のイメージが湧きます。
この記事では、その仕事の見本を一ページにまとめる方法です。
実績を盛る必要はありません。
練習で作ったものなら練習作品として、何を受け取り、どう直し、何を渡せるかを見せます。
ChatGPT Sitesのように、言葉でウェブサイトを作って公開できる道具もあります。
ただ、サイトができれば仕事が来るわけではありません。
今回は、サイトの派手さより前に、仕事を頼みたい人が何を見るかを、一つの編集サービスの架空例で考えます。
載せる作品を一つ選ぶ
最初から何でもできますと並べるより、一つの相談に答える作品を選びます。
この見本では、話す動画は撮れるけれど、投稿を作る時間がない人を想定します。
見せるのは、撮影素材から何を切り出し、どの字幕を付け、どんな紹介文を返すかです。
実際の顧客案件でなくても、公開してよい自分の素材で見本を作れます。
ただし、架空の会社名を入れて納品実績に見せたり、他人の動画を自分の仕事として載せたりしません。
「自主制作の見本」と分かるように書きます。
その代わり、判断の中身を隠さない。
なぜこの部分を切り出したのか。
長い言い回しをどう短くしたのか。
元の意味をどう保ったのか。
完成画像を並べるだけでは見えない部分を、一箇所だけでも説明します。
作品に添える三つの説明
実績がまだない時のポートフォリオは、成果を大きく見せるより、何を任せられるかを具体的にする方が作りやすいです。
作品の横に、受け取る素材、行う作業、返すものを書いてください。
例えば「撮影済みの動画を受け取り、話の意味がつながる区間を選んで字幕を付け、縦動画三本と紹介文を返します」。
ここまであると、相手は自分が撮影する必要があるかも分かります。
さらに、撮影や投稿代行を含まないなら、その範囲も書く。
料金や納期が決まっていないなら、勝手に具体的な数字を埋めない。
仕事の見本は、上手そうに見せるだけでなく、依頼した後の認識の違いを減らすためにも使えます。
一ページの読む順番
一番上には、どんな人の何を手伝うかを置きます。
その次に見本。
次に何を渡すと何が返るか。
最後に、相談する前に用意してほしいものです。
長い自己紹介を読まないと作品へ届かない順番にはしません。
ChatGPTへ頼むなら、この順番と、今ある作品と、掲載してよい文章を渡します。
「実績や感想を追加しない。
未定の条件は未定と表示する。
スマートフォンでも作品と説明が読めるように」と添えてください。
例えば見本の横に「字幕を付けました」と書くより、「途中から見ても話題が分かるよう、冒頭の問いを先に出しました」と書く。
相手は動画編集の専門家でなくても、その変更の意味を理解できます。
もう一つ、よくあるのが、自分の使えるAIやソフトを最初にずらっと並べることです。
でも依頼者が知りたいのは、どの道具を持っているかだけではありません。
自分が素材を渡したら、何が返ってきて、どこを自分が確認すればよいのかです。
道具の名前は、その説明を支える位置へ置きます。
仕事の見本を作る時ほど、作り手の説明順より、頼む側の疑問の順で見直してください。
今回の原稿と掲載チェックは「仕事の見本」で受け取れます。
ここからは、作ったサイトを公開する直前の話です。
見た目が整っただけで押してしまうと、相談の入口が動いていないことがあります。
問い合わせまで試す
ポートフォリオを見た人が相談する時、何を書けばいいかまで分かるページにしてください。
「お問い合わせはこちら」だけでは、相談内容を考える所で止まることがあります。
例えば「五分の撮影済み動画があります。
告知用の縦動画にしたいです。
どこを切り出せるか相談したいです」。
素材の長さ、使う目的、聞きたいこと。
この三つが書ければ、話を始めやすくなります。
ページ側も、作品の下にこの相談文の見本を置く。
ボタンの行先は実際の連絡先へつなぎ、送信から受信まで確かめます。
まだ用意していない連絡先を、使えるように見せる必要はありません。
アクセス数を見る時も、ただ見られた回数だけでなく、作品を開いた人と相談へ進んだ人を分けます。
相談前に迷うなら、ページ全体のデザインを変える前に、この一文を直せます。
自主制作一件の見せ方
自主制作を仕事の見本にするなら、完成した動画だけでなく、何を変えたかを一つ添えてください。
例えば、次の二つは説明用に作った冒頭の文です。
変更前は「この記事ではSNSについて話します」。
変更後は「投稿が止まる原因、ネタ切れではありません」。
後者を使うなら、もちろん本編で、何が原因なのかまで答えます。
作品カードには、自主制作であること、使った自分の素材、変更前と変更後、変えた理由、完成物の順に載せる。
この例の理由は、広いテーマ紹介から、続きを知りたい問いへ変えたことです。
実際の反応を測っていなければ、再生数が上がったとは書きません。
それでも、何を考えて編集したのかは伝えられます。
実績がないから何も見せられないのではなく、今見せられる一つの判断を作品に付けてみてください。
最初に試す一件
公開できる自分の素材で、自主制作の見本を一つ作る。
自分の条件へ置き換える依頼例
実績のない段階でも仕事の中身を説明できるポートフォリオを作ります。
以下は説明用の自主制作です。
顧客実績や受注実績ではありません。
想定読者:撮影後の動画が投稿にならない店主。
見本:撮影済み動画から縦動画3本と紹介文を作る作業。
ページ構成:誰の何を助けるか→自主制作見本→依頼範囲→進め方→相談前に用意する情報。
見本には「自主制作・説明用」と表示してください。
料金・納期・連絡先は本人の事実が入力されるまで非表示。
架空の評価や顧客ロゴは入れません。
スマートフォンでも読む順が分かり、ボタンの行先を明記してください。
よくある質問
実績がまだなくてもポートフォリオを作れますか?
公開できる自分の素材で自主制作の見本を作り、自主制作だと分かるように示します。
顧客案件や実測していない再生数・売上に見せず、受け取る素材、作業、返す物と判断の理由を伝えます。
相談ボタンを置けば導線は完成ですか?
相談時に何を書くかの見本を添え、実際の連絡先へつなぎ、送信から受信まで確認します。
作品を見た人数と相談へ進んだ人数も分けて捉えます。
実践シートを受け取る
公式LINE「ソウタのAIインスタ大学」で「仕事の見本」と送ると、「ポートフォリオ原稿・掲載前チェック・依頼条件シート」を受け取れます。
出典・提供条件
機能・対象プランは収録原稿の確認日(2026年10月17日)時点です。
説明に使うサービスや数値、会話は自主制作の見本であり、AIサービスの実出力や受注実績を示すものではありません。

